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家庭用コピー機の故障 [電子工作]

家庭用コピー機が故障しました。
コピーをとると、「画像が流れる・画像がボケる」という現象が発生しました。メーカーのQ&Aのページは「不良サンプル画像」以外はまったく使いものになりません。Q&Aには、故障「以外」でそういう現象が生じる状況が書かれていますが、私は最初から「故障」を疑っているんです、不良サンプル画像と同じような状況ですけどね。

さて、コピー機自体はFC230という大昔の機種ですが、去年、購入以来初めてトナーを交換しました。
確かに、「交換したトナーがなくなるころには、おそらく買い替えだな」とは思っていましたが、まだトナーが大量に残っている状況ですのでなんとかしたいと思いました。
画像が流れるのは用紙送りがうまくいかない場合に多いのですが、ボケは原稿が浮いているなどで発生します。
ですので、まず紙送り、そして念のためドラムにゴミがついてないかも確認しました。
…紙送りのローラーには問題となるほどのゴミはついていません。ドラムも非常にきれいです。はて?
side-OK.jpg  side-Broken.jpg
よくよく機械の中を見ると、右端と左端が異なっていました。つまり、片側はバネで止まっており、もう一方はバネがはずれています。なるほど、このバネで紙を押さえるなどしているのでしょう。バネがとれたら、押さえられず流れとボケが発生しますよね。ふむ。
で、これ直るの? 正常な方をみると、ともにプラの爪にバネを引っ掛けています。バネがとれている方をみると、片方のプラの爪が折れています。ダメじゃん。
broken-fook.jpg
テンションがかかるところ、特に「バネの引っ掛けにプラを使って、この爪が折れて故障」、という事象は、実はこのコピー機が最初ではなく、東●のビデオデッキが最初でした。●芝の方は、爪が細すぎたのか、プラの材質が脆弱だったのか、バネのテンションが高かったのかわかりませんが、早々に爪が折れてしまい、修理する方法がなく廃棄せざるをえませんでした。このときに「テンションがかかる場所をプラの、細い爪にするとはどんなクソ設計だよ」と思ったのを覚えています、そいつはUIも最低でしたし。
2つの機械とも生産の時期的に同じでしたので、あのころはそういう設計が当然のようになされていたのかもしれません。「保証期間だけ保てばいいや」、「いつまでも使われちゃ次の製品が売れない」なのかもしれませんが、その最たるものが「ソ●ータイマー」で、痛い目にあったユーザはそのメーカーを避けるようになりませんでしたか? だから、そのメーカーの「現在の状況」があったりするのではないでしょうか?
話が逸れていますね、修理に戻しましょう。

警告:ここで書くような修理についてはすべて自己責任で行わなければなりません。保証がなくなることはもちろん自ら行なった修理に基づく事故などは、すべて自分で責任を負わなければなりません。自ら試そうという方は、それを理解したうえで実施してください。

この折れた爪を直すことはできません。どんな強力な接着剤でもテンションがかかるため長持ちしません。困りました… !? いい方法が見つかりました。要するに、バネを留められればいいんですよ。つまり、その後ろの大きなネジに留めてやればいいのです。針金で輪を作ってネジに留めればよいでしょう。
針金は細めで2重のほうがよいですが、手持ちはやや太めの錫メッキ線しかありませんでした。あまり太いとネジが飛び出てくるので、何かに引っかかったりしないか心配ですが、ともかく、それでやってみます。
fixed.jpg左のようにしました。
さて元に戻して試しにコピーしてみます。特に詰まることもなく、流れもボケも直ったようです。一安心です。が、いずれ他のプラの爪も折れるでしょうから、いつまで使えるのか、やはり心配です。

ところで、今でもバネを留めるのに、当然のようにプラの爪を使っているんでしょうかねぇ。修理窓口での統計から故障箇所と故障の原因は直ちに分かるはずですが、やはり資本主義の短期的ルール(短期的利益)は倫理に勝っているのでしょうか、それとも、かつての日本製品のように資本主義の長期的ルール(信頼を利益に)を選んで、丈夫で長持ちに回帰しているのでしょうか。



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